#奥村くんの声で聴きたい n選
先日Twitter上に突如現れた #奥村くんの声で聴きたい タグ
作ってくださった方に感謝しかない……
掲載許可をいただきにお声がけする勇気がないのでここには載せませんが、みなさん検索して神様による投稿もぜひご覧ください。
奥村担として湧き上がる欲をこのタグ付きでツイートしていたのですが、なんせ私自身が元朗読マン。ネタが尽きず、ツイート数が荒らしのレベルに到達してしまいそうだったので今回ブログにまとめて書くに至りました。
Twitterに投稿したものと重複しますがゆるしてぴょん。
なお貼ったリンクは結構適当なので問題あったら消します。
よだかの星
これは外せない。
奥村くん自身が好きな本として挙げている宮沢賢治による童話。
青空文庫で読めるし、結構短いから是非奥村担のみなさんにも読んで欲しい!
私は近代文学の文体を朗読するのはなかなか苦手なのですが彼はどうなのかな……?
終盤のよだかの切羽詰まって懇願するようなセリフが印象的で、是非とも奥村くんの声で聴いてみたいなと思う一作です!!
私も大学時代に文化祭で1人で朗読したのですが、全編読むとだいたい12〜3分にはなったと思います。(おぼろげな記憶)
他の方はどうかしらないですが、十数分ぶっ通しで1人で読み続けると喉カッサカサになります。奥村くんも気をつけてね。
星の王子さま
私情です!!!!!(クソデカ大声)
私が朗読に恋をしたきっかけの一作。
原著がフランス語ということもあって、訳者によって少しずつ印象が違う作品。
集英社版を元々持っていたのですが、新潮社版のほうが台詞回しが柔らかくて私は好きです。
それなりに長いので、朗読してもらうならどこかを抜粋しなきゃいけないと思います。私が読んでほしいのはやっぱり花とのお別れのシーン。不器用な花の言葉も、王子さまが見た花の姿の描写も全部綺麗です!私にとっては暗唱できたくらい大好きで忘れられないシーン。
あとキツネと花の話をするシーンも好きかな。けっきょく気高くて美しい花が大好きだったんだと思います。
Song bird
- アーティスト:TVサントラ,ランカ・リー=中島愛,シェリル・ノーム starring May’n&ランカ・リー=中島愛,ランカ・リー=中島愛&シェリル・ノーム starring May’n,シェリル・ノーム starring May’n,frontier stars
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: CD
急に歌詞。そしてアニソン。
TVアニメ・マクロスFの挿入歌で、歌唱はランカちゃん。歌声が力を持つお話なので、 この歌詞も「声」というワードがたくさん出てきます。思いを声にのせて誰かに伝えたい、そして力になりたいという願いがこもっていて、歌うたいだけでなく読み手にもグッとくる歌詞。作詞は銀色夏生さんという方で、この曲きっかけで好きになって他の作品も読みましたが、すごく柔らかく力強くて素敵!
ミソスープ
何かジャニーズらしいものあるかな……と考えた時にハタと思い立ったもの。
ここまでクソデカ感情のものばかりを挙げてきたのでほっこりぽかぽかするようなものを入れて小休憩。
バイトあとコンビニに寄り、実家から「ちゃんとごはん食べてますか?」の連絡が来るってところが19歳新大学2回生世代の奥村くんにぴったりかも!ということで。
愛・革命
これは少クラ in大阪へ行く前にネットサーフィンしてたら関ジュ担の方から期待されていたのを見かけちゃったもの。
「女と男のLOVEと書いてこれを革命と読みます」の語りから始まるこの曲。その冒頭の語り部分を是非奥村くんに!とのことでした。
いやもうそれマジで賛成
2009年発売、タッキーこと滝沢秀明現副社長のソロデビュー曲。
新春 滝沢革命ほかタッキー主演舞台で歌われた(らしい)し、カウコンでも披露されてるし、幅広い年代が知っている曲なのでは……?と。そしてすごく可愛らしい子がスッと出てきてすごく良い声でその語りをしたらとてもいいパフォーマンスになるのでは……?ということ!!
ただ見た感じ、本家のパフォーマンスに忠実であることを重視する方が多いようではあるので、実現は難しいのかな…とも
僕が守る
Songbirdと同じ銀色夏生さんによる詩。完全に私の趣味……ではあるけど奥村くんも多分好きでしょ!(偏見)
一節だけを切り取って穿った見方をしてしまっていることを重々承知の上で述べますが「生きる理由がわからないというなら その理由を僕があげよう」がウワ〜!アイドル!!私が生まれてきた理由……それは貴方に出会うため………って感じなので読まれたら死にます。(失礼しました。ガチ恋口上が出てしまいました。)
NHKの合唱コン課題曲用に書かれた詩だそうなので、全国の高校生たちがこの詩について2011年のひと夏考えていたのだと思うとたまらない気持ちになるし、もしかしたらその高校生たちの他者との関係についての思想の礎になっているかもと思うとね……すごく大きな詩だなと思います………
私はこの詩を漠然と愛の詩だと解釈したけど、奥村くんはどういう風に解釈してどんな目でどんな声で読むのか知りたいです。
生きる
友人の合唱のコンサートに行ったところこの詩の合唱曲版が披露されていいなと思った。もしやとは思っていたがやっぱり谷川俊太郎氏によるものだった。彼の詩にはよくわかんないとこがあって理解不能だなと思うとともにとても魅力的で、朗読を始めて10年近くずっと「悔しいけど素敵だと認めざるを得ない詩を書く人」ポジにいる。(お前は一体何様なんだ)(こんなこと言ってるけど信じられないことにこのあと彼の詩がこの記事に2つも登場する。)
私は高校倫理も履修してないし、哲学とか雅とかを解さない不届き者なので「生きるとは何か」とか言われてもマジワカンネー!で生きてきましたが、詩と向き合うとなればそれなりに考えるというもので……
氏が「生きているということ」をどう捉えているかはこの詩を知って数年たった今も分かりませんが、自分なりに生とは何かと考えてみるきっかけにもヒントにもなったので良い詩だなと思います。私がこの詩に出会ったのが多分19か20くらいの時だったので奥村くんもまだ知らなかったら19歳の今知ってほしいな〜なんて思いから選びました。有名な詩だからもう知ってるかもしれないけどね……
朝のリレー
http://www.kotobanochikara.net/data/kotodama_kadai_1.pdf
朗読の定番かもしれない。
朝の目覚めをなんとなくファンタジックに描いた詩です!(ここまでの記事を読んできてお察しかと思いますが私に文章のセンスはありません!!)
ただの日の出を、人間の朝の営みを、これほど可愛らしく妖精でも飛んでるのかってくらい美しく描けるものか〜と舌を巻く詩。
「リレー」って単語が想像しやすくて可愛いくて、子供向けの本によく載ってる(イメージが私にはある)の納得だなと。
奥村くんはあの通り合法sy……可愛らしい容貌なので、胸に迫るように命題をつきつけてくる詩もいいけど、こういう可愛くて若々しいのも読んで欲しい!という思いで選びました。
卒業式
これは私が今年大学を卒業したからですね……
もう卒業証書は丸めるものではないのですが、卒業証書越しに未来を見る表現が素敵だなと中学の頃にお気に入りになったもの。確かその時群読をした気がするので、奥村くんにも誰か一緒に読んでくれる仲間がいたらいいな〜…とこっそり思っています。
奥村くんももう卒業証書を丸めない年なので(高校くらいから丸めなくなるよね…?)丸めるなら台本かな〜……丸めた台本越しにどんな未来を見るかな〜…………
のはらうた
これまた朗読の定番。
自然の中の生き物による詩を集めた本で、工藤直子さんが代理人として書き留めて出版したそうな。各詩の作者は「かまきり りゅうじ」とか「たんぽぽ はるか」とかユニークなお名前になってる。
Twitter上で「おれはかまきり」を奥村くんに読んでほしいと言う方がいて、全力同意した結果。
ほんとうに色んな詩があって、私も一部しか知らないので、奥村くんのお気に入りを教えて欲しい。私の希望としては穏やかでそよそよした詩を読んでほしいな〜…風の人なので……
もっといっぱいあるかと思ってましたが、意外とそうでもなかった!!10に収まった!!!これならTwitterになげても良かったかな?!
オタクのみんなの好きな詩とか、国語で読んで印象に残ってる詩とかあったら教えてほしいな〜!
以上、奥村くんきっかけで朗読に興味持ってくれる子がいたら嬉しいな〜と思ってる元朗読マンの奥村担でした!